VB.NETで新しいActive Directoryエントリのグループタイプを設定する
VB.NETとDirectoryServices名前空間を使用してActive Directory(AD)を操作している場合、新しいディレクトリエントリを作成するときに特定のグループタイプを設定する必要が生じることがあります。特に、配布リストを作成する場合は、グループタイプをADS_GROUP_TYPE_GLOBAL_GROUP
に設定する必要があります。このブログ記事では、それを効率的に実行する方法を説明します。
問題の理解
Active Directoryで配布リストを作成するには、新しいエントリのためにグループタイプを指定する必要があります。これには適切なADS_GROUP_TYPE
列挙型にアクセスする必要があります。多くの人が直面する課題は、VB.NETで正しい実装を見つけ、コード内での定数の扱いを理解することです。
ADS_GROUP_TYPE列挙型へのアクセス
一般的な誤解の一つは、VB.NETでADS列挙型にオブジェクトとして直接アクセスできると思われていることです。しかし、実際の実装では複雑なオブジェクトを使用する必要はありません。代わりに、これらの列挙値を表すために整数定数を使用できます。
解決策
Active Directoryエントリのグループタイプを設定するために、シンプルな整数値を使用できます。以下の手順で実行できます。
ステップ1: 定数を定義する
列挙型をオブジェクトとして割り当てようとするのではなく、定数をIntegerとして作成できます。以下のように宣言します。
Const ADS_GROUP_TYPE_GLOBAL_GROUP As Int32 = &H2
ステップ2: Active Directoryエントリの作成
ディレクトリエントリを作成する際には、定義済みの定数を利用します。以下はActive Directoryエントリを設定するための簡略化された例です。
Dim newGroup As DirectoryEntry = New DirectoryEntry("LDAP://CN=MyDistributionList,OU=Groups,DC=domain,DC=com")
newGroup.Properties("groupType").Value = ADS_GROUP_TYPE_GLOBAL_GROUP
newGroup.CommitChanges()
ステップ3: 変更のコミット
グループタイプを設定した後、Active Directoryに変更を確定させることを確認してください。このステップは、行った設定を保存するために重要です。
結論
要約すると、VB.NETで新しいActive Directoryエントリのグループタイプを設定することは、グループタイプを整数定数として定義することでアプローチを簡素化すれば、非常に簡単です。上記の手順に従うことで、配布リストを簡単に作成し、Active Directoryを効果的に管理できます。
常にADS_GROUP_TYPE_GLOBAL_GROUP
の定数は単に&H2
であり、VB.NETコード内で整数として定義されるべきであることを覚えておいてください。これらのガイドラインに従えば、希望するActive Directoryエントリを作成するのに問題はないでしょう。