IE6でのAJAXおよびSSLによる404エラーのトラブルシューティング: ガイド

Internet Explorer 6(IE6)を使用してSSL経由でAJAX呼び出しを行う際に煩わしい404エラーに遭遇したことがある人は少なくありません。この問題は、特にPLSQLやDOJO JavaScriptライブラリのような古い技術を使用しているときに、さまざまな理由で発生することがあります。ここでは、問題を分解し、それを診断して解決するためのツールとテクニックを提供します。

問題の理解

セットアップは、AJAX呼び出しを介してターゲット手続きを同じパッケージ内にポストすることを含んでいます。これは、セキュアな接続(HTTPS)内で作業していることを意味し、IE6を使用すると404エラーとして現れる互換性の問題が生じる可能性があります。以下は、留意すべき主要な観察事項です。

  • クロスブラウザ互換性: AJAX呼び出しはFirefoxでは正常に機能しますが、IE6では問題が発生します。
  • 手続きターゲティング: AJAXリクエストから呼び出されると、ターゲット手続きが同じパッケージ内の特定の変数を認識できません。
  • 他のAJAX呼び出し: パッケージ内の非ポストAJAX呼び出しは問題なく実行されます。
  • インターネットブラウジング環境: ユーザーベースは古いIE6ブラウザのみに依存しています。

効果的なデバッグテクニック

404エラーに対処するための最初のステップは、Fiddlerのような強力なツールを活用することです。Fiddlerを使用すると、ブラウザから送受信されるデータを検査および分析できます。以下の手順に従って進めます。

1. Fiddlerでトラフィックを分析

  • ヘッダーを確認: Fiddlerを開いて、リクエストのヘッダーを観察します。AJAX呼び出しのヘッダーが正しく設定されていることを確認してください。
  • URLを検査: AJAXリクエストで提供されているURLが、意図したターゲット手続きに正しくポイントしているか確認します。
  • パラメータを検証: AJAX呼び出しで送信されているパラメータを確認します。それらがターゲット手続きが期待しているものと一致していますか?

2. 観察的ロギング

  • ロギングを実装: AJAXメソッド内にロギングを追加して、リクエストとレスポンスをトレースします。これにより、呼び出しが実際にサーバーに到達しているかどうかの洞察が得られます。
  • エラーハンドリング: 問題が発生した際に役立つデバッグ情報をキャッチして伝達できるように、エラーハンドリングを強化します。

3. AJAXおよび非AJAXトラフィックを比較

  • テストページ設定: 標準のフォーム送信を使用してAJAX呼び出しを複製する簡単なテストページを作成します。Fiddlerを使用して、AJAXと非AJAXリクエストトラフィックの両方をキャプチャします。
  • 違いを分析: 2セットのデータを比較することで、失敗の原因となる可能性のあるパラメータの不一致や違いを明らかにすることができます。

短期的な解決策と代替手段

Fiddlerを通じてサーバーの応答を調査した結果、重要な発見がありました。それは、フォームと手続き間のパラメータ名の署名不一致でした。この問題を解決する方法は以下のとおりです。

1. パラメータ名を揃える

  • AJAXリクエスト内のすべてのパラメータを確認します。それらがサーバー側の期待リストと正確に一致していることを確認してください。
  • 特に、IE6の場合には、ターゲット手続きのパラメータにxxx_DISPLAYED_フィールドを含めることをお勧めします。たとえそれらを明示的に設定していなくてもです。

2. AJAX呼び出しの実装を更新

  • 必要に応じて、AJAXの実装を修正してIE6の特性により良く対応させます。これには、フォームやリクエスト構造の調整が含まれる場合があります。

最後に

ここで紹介した短期的な解決策は、IE6、AJAX、およびSSLで作業する際に404エラーに対処する方法を提供します。これらの修正が一時的な助けになる一方で、根本的な概念と使用しているテクノロジーに対する理解を深めることも利益となるでしょう。

デバッグツールを活用し、コードを効率化し、パラメータの整合性を確保することで、今後同様の課題にうまく対処できるようになります。

デバッグプロセスに専念し続ければ、注意深い分析とテストからたいてい解決策が現れることがわかるでしょう。